さつまいもの苗の作り方!種芋からワサワサ苗ができるまでの工程

さつまいもの苗づくり スナップえんどう

昨年収穫したサツマイモ(種芋)を使って、苗をつくる方法(芽出し)を写真を踏まえてお伝えしていきます。

サツマイモの苗づくり時期は、3月上旬が目安

保存してあった種芋(左)にんじんさつま(右)紅はるか

苗をつくり始める時期は、3月上旬が目安です。

うちは、3月10日に苗作りをスタートしました。

上の写真は、昨年の11月に収穫したサツマイモです。

  • 写真左:にんじんさつま
  • 写真右:紅はるか

こちらを使って、苗をつくっていきます。

苗作りは、気温25~30℃の場所が必要

ビニールハウスの中

苗づくりの適温は25〜30度です。

ビニールハウスがあればハウス内で。ない場合は、ビニールトンネルでもOK。

ふかふかの土にするため、事前に耕しておきましょう。

種芋の植え方

種芋を植えているところ

サツマイモが埋まるほどの深さに穴を掘っていきます。

写真のように、大型の定規等を添えるとラクです。

種芋を並べているようす

種芋は15〜20度くらい傾け、写真のように一定感覚で植えていきます。

種芋を次々と並べておいていく様子

種芋の列と列の間は、だいたい15cmほど。

板を使って土をかぶせているところ

植え終わったら、板を使って土を被せていきます。

土を被せているところ

力を入れず、そっと種芋に土を被せていきます。

板を使うと地面が平らになるのでラクです。

品種の違うサツマイモの苗をつくるときは、目印を立てておく

竹棒とビニール紐で目印を立てたところ

品種の違うサツマイモの苗を同じ場所で作るなら、目印を立てておきましょう。

竹の棒に品種名を書いて、ビニール紐で区切ればわかりやすいです。

品種ごと目印をつけたところ

上側→にんじんさつま
下側→紅はるか

竹棒に品種名を書いたところ

竹棒に品種名を書いておけば、間違える心配がありません。

種芋を植えたあとのひと手間

藁と不織布をかけたところ

種芋を植えたあと、わらを敷きその上に不織布をかけます。

そして、地面が湿る程度に水をまいておきます。

これは乾燥対策です。

サツマイモの芽が出る時期

サツマイモの芽が出始めたところ

種芋を植えてから31日後、芽が出始めました。

種芋を植えてから44日後

種芋を植えてから44日後。

バラつきはあるものの、次々と芽が出てきました。

種芋を植えてから60日後

種芋を植えてから60日後。

すべての種芋から芽が出て、苗を切り取る時期になりました。

茎の太い苗から切り取っていく

苗の茎を見ているところ

ツルをかき分け、幹の太いヤツを選んで苗にしていきます。

苗を切り取って、畑に植え付けるまでの流れは以下の記事を参考にしてください。

⇒【紅はるか】さつまいもの植え付け作業(マルチなし編)

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農業一年生

実家で農業をしている両親が高齢のため、本腰を入れて農業をはじめることになりました。

40代後半ですが、日々 奮闘しながら農作業にはげんでます。

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